南のママさんのこの記事を読んで、凄くドキドキしました。
matsuejukuminaminomama.hatenablog.com
ヤバい、いろんなことが思い出されてしまう。
私にも子育てのロールモデルはいません。
(暗い内容なので、苦手な方はスルーしてください。)
「自分が育ててもらったように自分の子どもを育てたい」
そう思える人は本当に幸せだと思います。
私は子どもを産むことをためらうくらい、本当に母親のことが嫌いでした。
(今はもう大丈夫で、一緒に旅行も行けるくらい許すことが出来ましたが…まぁ、こうなるまでには、本当にいろいろありました。)
私が小学生の時に、母親は夜に働き始めて、私達が登校する時間にはいつも寝ていました。
だから朝ご飯の用意はなくて、私は朝礼の度に倒れて保健室で寝ていました。
空腹だからお腹が鳴る。保健の先生に「朝ご飯食べたの?」って聞かれても、正直に答えられない。
放課後、家に帰ると、母親はパチンコに行って不在でした。
学校の三者面談にも、パチンコに行っていて遅刻するようなそんな人でした。
夕方、スーパーで買ったお寿司やお惣菜を置いて仕事に出かけて行く。
母子家庭だったわけではないから、夜に稼いで昼間にパチンコでお金使うなら、専業主婦でいいんじゃない?…子ども心にそう思っていました。
私の洋服を買う時は、母親が気に入った物しか買ってもらえません。
小学校の卒業式、みんなはかわいいブレザー姿なのに私は変なワンピース。おさがりでもないのに自分の気に入った服を着られない。
成人式だって祝ってもらえませんでした。振り袖を借りるお金がもったいなくて、自分で買ったスーツを来て成人式に行きました。
こういう環境で育つと、「フツー」であることにもの凄く憧れます。
でも、フツーって、実はどこにもないんですよね。
私の子育ては、母親を反面教師にしています。
彼女が私にしたことは娘にはしない。
彼女がしてくれなくてあの時の私がして欲しかったことを娘にする。
そんなふうに育てられたのが、うちのさくらです。
松江塾 真島先生による紹介記事です。